HOME   »   将棋  »  第2回電王戦第二局はponanzaの勝利でプロ棋士側の佐藤慎一四段が初黒星
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2013年3月30日(土)に行われた電王戦第2局は、山本一成氏が作成したコンピュータ将棋ソフトponanzaが、棋士の佐藤慎一四段を141手で下し、団体戦の成績を1勝1敗とタイにしました。

この1局は、プロ棋士がコンピュータに初めて負けたことで大きく話題になりました。

この1局を振り返ってみました。

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コンピュータの長所が発揮された終盤

対局前から周知の事実でしたが、コンピュータの終盤力の強さが際立った一局でした。残り時間が少ない終盤では、コンピュータが素早く読めるのに対し、人間側が正確に読むのは難しいです。

なので対策としては、終盤になる前にいかに時間を残して優勢を築いていくかということでした。

本局では、中盤で佐藤四段が優位を築いていましたが、長手数になるに従って、形勢が怪しくなってしまいました。佐藤四段の指した手に対して冷静とでも言いましょうか、コンピュータはとがめにきました。

そして最後は受けなしの状態まで指してコンピュータが勝ち切りました。

この1局に関して、対局した佐藤慎一四段が自身のブログで対局を振り返っているのでご覧ください。→サトシンの将棋と私生活50-50日記 本当の悔しさ

悔しさがにじみ出ているのがわかります。コンピュータ将棋に勝つためにどういった戦略でいくのかが書いてあります。それでも実際に対局して勝ちきるのは難しいのですね。

点と線

ブログを読んでみて思ったのですが、コンピュータ将棋との対局ならではと思ったのは線と点です。人間同士の対局だとある程度筋のような手があるので読み筋が一致する(これを線と表現)ようですが、コンピュータだとある場面において毎回最善手を指してくる(これを点と表現)ので読み筋が外れる事が多いようです。

その手自体が本当に最善手なのかは誰にもわかることでは無いのですが、そういったことで時間に追われてしまう流れになるようです。

コンピュータ将棋の今後

現実に現役プロ棋士がコンピュータソフトに初黒星を喫したので、この持ち時間では人間の棋力を超しているソフトもあると言えると思います。今回の電王戦は残り3戦ありますが、どちらが勝ってもおかしくはないと思います。残りの対局もどんな新しい視点が見えてくるのかを楽しみにしています。次回の対局は4月6日(土)で、船江恒平五段vsツツカナです。

第2回将棋 電王戦 HUMAN VS COMPUTER | niconico



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